新明和工業株式会社（取締役社長　金木 忠）は、このたび、業界最大となる「1000kg」のリフト能力を有するパワーゲートを開発、受注を開始した。

　これまでのパワーゲートの最大リフト能力は「800kg」だったが、道路維持・管理を担う機材などの重量が機能の高度化を背景に増加する傾向にあり、それらに対応するため、最大リフト能力を「1000kg」まで高めたモデルを新たにラインアップに加えた。

　また、このモデルでは、従来の「標準ゲート※」に加え、大型重量物の積み下ろしを容易にするため、ゲート先端の乗り上げ角度を緩やかにした「テーパゲート」も標準モデルとしたほか、メンテナンスの時期を知らせるランプや、パワーゲートの長時間連続使用による車両のバッテリー上がりを防止する装置も新たに標準装備した。

　同社は、積載物や使用環境にあわせた荷役装置付車を多品種ラインアップしており、国内でのシェアも近年45％を超える水準で、トップシェアを維持しているという。

※標準ゲート・・・ゲート面が地面に対して常に水平なゲート

◆特長
(1) リフト能力「1000kg」を実現

(2) ゲート先端の乗り上げ角度を緩やかにした「テーパゲート」を標準モデルに設定
●「テーパゲート」により、ゲート接地時の傾斜角が18度と、「標準ゲート」（30度）より緩やかな角度での積み下ろしが可能

(3) メンテナンス性及び安全性の向上
●メンテナンス時期を知らせるランプを標準装備（業界初）
●ゲート使用時のバッテリー上がりを防止する装置を標準装備（業界初）

(4) 補助スプリングによる容易なゲート開閉操作

(5) 低騒音パワーユニットを採用（50dB/7.5ｍ）

＜製品に関する問い合わせ先＞
〒230-0003
神奈川県横浜市鶴見区尻手3-2-43
新明和工業株式会社　営業統括本部
特装車営業本部　直納部　パワーゲート営業グループ
TEL：045-575-5066