東海電子、デュアル認証式アルコール測定システム発売
2010年8月18日(水)
東海電子株式会社(本社:静岡県富士市 代表:杉本 一成 )は、トラック、バス、タクシー等交通関連企業向けに、IC 免許証認証と生体認証を組み合わせたデュアル認証式のアルコール測定システムを発売開始する。
【背景】
2007年1月4日から、東京都、埼玉県、神奈川県、兵庫県、島根県を皮切りに、各都道府県において免許証のIC化が開始されている。例えば東京だと、1 年半後の2012年1月3日をもって、都民はすべてIC 免許証を持っていることになる。
また、来年2011年4月1日から、点呼におけるアルコール検知器の使用と記録保存が義務化される改正が施行されることを受け、同社では、本人であることを確実に認証し、なおかつ、プロドライバーの免許証の携行と、アルコールチェック=ゼロを同時に証明することができるアルコール検知システムを開発した。
【ハードウェア構成】
◇アルコール検知器:東海電子株式会社製 ALC-PRO?(燃料電池センサー使用)
◇IC免許証認証:株式会社デンソーウェーブ製 非接触型ICカードリーダー
◇生体認証:株式会社日立製作所製 指静脈認証装置
◇アプリケーション:東海電子株式会社製 オリジナル生体認証&IC免許証専用アプリケーション
【ユーザーメリット】(同社発表による)
◇飲酒確認漏れ、免許証確認漏れを防ぐだけでなく、点呼の標準化と効率化に役立つ
◇監査対応時、点呼に関する記録関係は万全で臨める
◇偽造免許証を防ぐことが出来る
◇運転手の本籍地という機微的な個人情報を持たなくて済む
◇IC免許証認証と生体認証(指静脈認証)デュアル認証方式の場合は、
・IC免許証の貸し借りなどによる、不正使用(なりすまし)を防止できる
・IC免許証のパスワード(4桁+4桁)入力は、指静脈認証で代替が可能
【パッケージ構成と価格】
A) IC免許証対応アルコール測定システム(98,000円+248,000円 合計346,000円税抜)
B) 生体認証対応アルコール測定システム(98,000円+248,000円 合計346,000円税抜)
C) デュアル認証アルコール測定システム(IC免許証+指静脈認証+アルコール測定器416,000円税抜)