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日本トレクス、欧州タイプカーテンサイダー型トレーラ販売開始

2010年3月11日(木)


大型フラットパネルバンボデー内装SUSライニング仕様
日本トレクス株式会社は、強化に取組んでいたトレーラ事業の成果として、「欧州タイプカーテンサイダー型トレーラ」の販売を開始した。

 欧州タイプカーテンサイダーは長距離輸送用に使用のアオリ付トレーラや手動式ホロウィングトレーラ代替の提案仕様車輌として開発した。

 一番のポイントは、車輌重量が軽く(アルミウィングトレーラより1000kg 軽量:同社比)大きな積載量が確保できる事、また容積も同クラス最大級であり(72.7立方メートル)、標準装備でルーフ部の開閉機構、リヤドア上部の横桁(ヘッダー)部分の開放機能も備え、天井クレーンによる荷役においては前後方向も可能である点。

防水性能は、パレット積の荷物であれば満足してもらえる範囲まで欧州仕様を日本仕様に改良したという。

 欧州では、ロール紙やコイル状の鋼板、自動車部品、飲料品などの輸送に多数使用されており、輸送荷姿は違うものの充分な機能を有していると、同社では考えている。また側面もフルオープンにする事が可能であり、両サイドからのフォークリフト荷役も従来型と同様に使用可能。

  またオプションでルーフUp機構を設定可能で(前後端で300mm上昇)、サイドからの荷役性を優先するユーザーの利便性も考えた。

  側面のカーテン固定はワンタッチ金具で簡単に固定でき、要領を覚えれば両サイドの開閉固定操作でも5分で終了可能。また側面は専用ステッカー式のマーキングが可能で、走る広告塔としても利用できる。

  なお分割緩和車輌の場合は、幌枠型での申請となる。