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日本トレクス、粉粒体運搬用分割緩和対応3軸バルクタンクトレーラ販売開始

2010年3月8日(月)


粉粒体運搬用分割緩和対応 3軸バルクタンクトレーラ
日本トレクス株式会社は、強化に取組んでいたトレーラ事業の成果として、「粉粒体運搬用分割緩和対応3軸バルクタンクトレーラ」の販売を開始した。

 同社バルクタイプの粉粒体運搬トレーラ商品は、従来から短時間排出のエアレータ排出方式で評価されていた。今般の車輌は、分割緩和対応の高容積タイプ3軸バルクタンクでありながらエアレータ下排出方式で新規開発した。

 顧客より要求の多い下排出のエアレータ式は、3軸車とすると排出配管や車軸の取り付け位置など極めて制約の多い構造となる。しかしながら高容積を実現しつつ排出時間短縮に貢献できる事、これが今回開発に至った最大のポイントになるという。

 またこの車輌は、従来型の2軸型分割緩和車両と比べ、全高・最遠軸距を大きく変化させる事のない設計にも苦心し、需要家さまの使い勝手に応える事も重要視して設計した。

  足回りにはワイドシングルタイヤ装着で、エアサス&リフトアクスルを標準装備し、車輌・道路及び運行経費にも配慮したバルクトレーラとしている。(秤量用の停止時のみ最後軸リフトも選択オプション設定あり。但し通常走行時は空車でも3軸)

 これにより極東グループで3軸高容積粉粒体運搬トレーラは、エアスライド式とエアレータ式でフルラインアップとなる。

 公共事業が削減されるなか、特にセメント輸送経費の削減に寄与できるとの考え。