2011年5月10日(火)
日野自動車は5月10日、今後のトラックおよびトヨタ受託車(SUV)の生産に関して発表した。
資料によると、現在同社の工場において生産調整を実施しているが、部品調達の目処付けに伴いトラックについては、本年7月頃から生産正常化する見込みだという。
大中型トラックは3月25日(金)より短縮操業の形態で稼動(当初の生産計画に対して70〜80%程度)、小型トラックは4月1日(金)より短縮操業の形態で稼動(約75%)しており、ともに5月末〜6月初め頃から順次生産量を拡大させ、7月頃から正常化の見込みだという。
また、トヨタ受託車(SUV)に関しては4月18日(月)から稼動を再開しているが、現在、当初計画に対して約50%の稼動。今後はトヨタから出されている生産正常化見通しの範囲内で推移する見込み。引き続き部品調達関係先と緊密に連携し、一日も早い生産の回復に向けて取り組むが、生産調整の期間、減産レベルによっては、業績に大きな影響を与える可能性もあるとしている。
なお、上記に記載されている今後の生産の回復・正常化時期の見込みは、同社が現在入手している情報や状況を基礎とした判断および仮定に基づいており、将来における当社の実際の生産状況とは異なる可能性があるという。
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