古河ユニック、重機運搬装置ユニックハイキャリアを発売開始
2011年8月5日(金)
大型トラック架装用ユニックハイキャリア『UL−150/155』をモデルチェンジ
―ラジコン(特定小電力型)装置を標準化―
古河ユニック株式会社(社長:市村 謙二)は、大型トラック架装用『UL−150/155』をモデルチェンジし、「UL−150BRS/155BRS」として8月4日より販売を開始した。
従来機『UL−150/155』では、左右アウトリガ部にスイッチボックスを設けてワンハンド操作を可能なものとしていたが、本機は新たに強力電波の8チャンネル特定小電力型ラジコンを標準装備とし、重機などの積み降ろし作業を全てラジコン操作にて出来るようにした。これにより、ラジコンでの遠隔操作が可能となり、大幅に操作性を高め、作業効率アップを実現したという。
また、重機などの積載時に威力を発揮するウインチはクラストップの巻き上げ能力10t引き超強力タイプとなっている。
<本体価格>(シャーシを除く)
ユニックハイキャリア UL−150BRS(鳥居分離型) 260万円
ユニックハイキャリア UL−155BRS(鳥居一体型) 273万円
<販売目標> 年間60台
<主な特徴>(同社発表による)
■ 8チャンネルラジコンを標準装備
・混信やノイズ等、電波障害に強い、強力電波の「特定小電力タイプ」を採用。
・アウトリガ伸縮(同時・単独)、アクセル調整がラジコンででき、現場での微調整作業が楽にできる。
・受信機はアンテナ内蔵式で破損の心配がない。
・単4アルカリ乾電池2本で30時間連続操作を実現
■超強力「10t引きウインチ(2本掛)」を標準装備。クラストップの巻き上げ能力。
■「スライドフロート」を標準装備
・ホイールパーキングブレーキ作動中のジャッキアップ時、アウトリガに掛かる無理な負荷をなくした。
■非常用として、「非常停止スイッチ(車両両側および荷台上の合計3ヶ所)」と「手動操作レバー」を設置。
<問い合わせ先>
古河ユニック株式会社 国内営業部 販売促進課 TEL:03-3231-8611