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デンソー、新機能追加のドライビングパートナーを発売

2011年9月7日(水)

 株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、新たに「運転特性診断機能」や「交差点走行診断機能」などの機能を追加し、デンソードライビングパートナー(DDD-100)を、9月1日から発売した。

 ドライビングパートナーとは、速度・時間・距離を含むさまざまな運転情報を一定時間記録するデジタルタコグラフと、危険運転や事故が発生した場合、その前後20秒間の映像と音声を記録できるドライブレコーダーが一体化した車両の運行管理用の製品で、速度オーバー、エンジン回転オーバー、急ハンドル時に即時警告を発し、ドライバーに安全運転を促す機能を備えていた。2010年5月から販売している。

<運転特性診断機能について>
 今回発売の新モデルでは、新たに、ドライバーの運転のクセを診断し、それに沿った改善ポイントを製品のディスプレイ上にアイコンにより表示するとともに、音声でアドバイスするという機能を搭載。加えて、製品のディスプレイには、ドライバーの安全運転の度合いによってポイントが加点/減点されていく総合スコアが表示されている。

<交差点走行診断機能について>
 新モデルは、車載機に搭載されている地図データの活用により、製品自体が交差点を認識できるようになり、交差点に差し掛かったとき早めにウィンカーを点灯しているか、交差点内は徐行しているか、などの「交差点走行診断」が可能となった。

<環境に配慮した運転機能について>
 発進時に緩やかに加速しているか、定常走行時のアクセルがばたついていないか診断する「エコアクセル診断」、減速時に早めにアクセルオフして(アクセルを戻して)いるか診断する「エコ減速診断」が追加されている。

<オプション機能について>

1.温度管理機能
荷室内の温度を計るセンサを3個まで取り付けられ、荷室内の3カ所に分けて温度を管理することができる。また、荷室内の温度を冷凍・冷蔵・常温などの3段階まで設定できる。

2.車両位置・動態管理機能
携帯電話通信網を利用し、自社の車両が今、どこにいて何をしているかがリアルタイムで分かる。

3.センターデータ集計サービス
複数拠点の車両の運行実績をまとめて把握できるようになり、会社全体の運行管理をサポート。

<仕様>
電源電圧:DC10〜32V
消費電流:車載機単体 0.5A(24V時)
本体寸法:縦178mm×横178mm×高さ50mm
本体重量:1kg
メーカー希望小売価格:オープン価格