ミシュラン、トラック・バス用低燃費スタッドレスタイヤを新発売
2011年9月7日(水)
9月6日新製品発表会にて
日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ベルナール・デルマス)は、従来製品が持つ氷雪グリップ性能とロングライフ性能を維持しながら低燃費性能を実現したトラック・バス用低燃費スタッドレスタイヤ「MICHELIN X ICE GRIP ENERGY XZW(ミシュラン エックス アイス グリップ エナジー エックスゼットダブリュー)」(以下「X ICE GRIP ENERGY XZW」)を9月6日より全国で順次発売する。発売サイズは計2サイズで、価格はオープン。なお、本製品は日本市場向けに開発されたもの。
「X ICE GRIP ENERGY XZW」は、従来製品「MICHELIN XDW ICE GRIP」で定評のある氷雪グリップ性能とロングライフ性能を維持しながら、転がり抵抗を15%低減させ低燃費性能を向上させた。
近年、輸送事業者の環境への負荷低減やコスト削減への意識は飛躍的に高まってきている。またエコタイヤ導入促進助成制度を導入するトラック協会も出てくるなど、転がり抵抗を低減したトラック・バス用低燃費タイヤへのニーズは高まってきている。一方、一般的に転がり抵抗を低減するためには、ロングライフ性能やウェットグリップ性能が犠牲となる傾向があり、これらの性能を両立させるためには高い技術力が必要不可欠である。
今回、日本のトラック・バス用タイヤ市場で大きな比重を占める「氷雪路性能重視スタッドレスタイヤ」セグメントに低燃費コンセプトの新製品を投入するにあたり、ミシュランが「X ICE GRIP ENERGY XZW」の開発目標に設定したのは、「安全性能」や「ロングライフ性能」を犠牲にすることなく、高い「低燃費性能」を実現することで、ユーザーである輸送事業者にコスト削減メリットをはじめとする真の利益を提供することだったという。
ミシュランは、幅広いユーザーニーズに応えられる低燃費タイヤ「X ICE GRIP ENERGY XZW」のサイズラインナップを段階的に拡大し、トラック・バス用タイヤの「氷雪路性能重視スタッドレス」セグメントにおいて、全サイズを低燃費タイヤシリーズ「ENERGY」とする取り組みを3年以内に完了させる予定。
詳細は、
日本ミシュランタイヤホームページへ。