日野、レンジャーハイブリッドをポスト新長期排出ガス規制に適合させ新発売
2011年10月27日(木)
撮影用特別仕様車
日野自動車株式会社は中型ハイブリッドトラック「日野レンジャー ハイブリッド」を改良し、平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制に適合させて11月1日に発売する。
新型「日野レンジャー ハイブリッド」はディーゼルエンジンと電気モーターの2つの動力源を持ち、通常走行時はディーゼルエンジンで走行、減速・制動時には発電機を兼ねる電気モーターで減速エネルギーを回生しバッテリーに蓄電、発進・加速時にはモーターがエンジンをアシストするパラレル式ハイブリッドシステムを備えたトラック。
通常は熱として大気中に放出している減速エネルギーを回生・利用することにより燃費を向上させCO2の排出量低減が可能になる。新型「日野レンジャー ハイブリッド」の重量車モード燃費値は8.2km/Lで、相当するディーゼル車の7.4km/Lに対し約11%向上しているという。
今回の改良では、既に日野レンジャーのディーゼルエンジン車で採用し実績のある日野のクリーンディーゼルシステム「AIR LOOP(エア ループ)」の採用により平成22年(ポスト新長期)排出ガス規制に適合させた。