極東開発、電動併用式塵芥収集車「ツインドライブ・eパッカー」を新発売
2011年10月27日(木)
極東開発工業株式会社(本社:兵庫県西宮市 社長:筆谷 高明)は、塵芥収集車(ごみ収集車)「プレスパック(プレス式)」および「パックマン(回転板式)」向けのオプションとして、電動併用式の「ツインドライブ・eパッカー」を開発し、平成23年10月31日から発売する。
電動併用式塵芥収集車とは、通常の塵芥収集車と同じようにPTO(パワーテイクオフ=動力取出装置)でエンジンの動力を使用して圧縮装置を駆動させる方法の他に、3相200Vコンセントからの電気でも圧縮装置の駆動を行うことができるシステムを搭載した車両。
今回の新機種は、2010年1月より発売している電動式塵芥収集車「eパッカー」と同じ電動油圧システムを搭載しているが、「eパッカー」が圧縮装置を駆動させる動力源として充電式のバッテリーシステムを搭載しているのに対し、「ツインドライブ・eパッカー」はバッテリーシステムを搭載せず、3相200Vコンセントを差し込むことで圧縮装置を駆動させる。
排気ガスや騒音が気になる屋内施設での回収などには電気、ルート回収などにはPTO、それぞれのシーンに応じた油圧システムを選べる塵芥収集車だという。