日本トレクス、移動型シェルター販売に向け技術提携、独占販売&生産ライセンスを取得
2012年1月5日(木)
日本トレクスは2011年12月21日に、同社のグローバル戦略の第一弾として、DOE(アメリカエネルギー省)が基本特許を保有する汎用性の高い「RDSS」型シェルターについて技術提携契約を結び、日本での独占販売&生産ライセンスを取得したと発表した。
販売権については米国を除く全世界について条件付きながら非独占販売権も取得、世界に向けて製造&販売を
開始するとしている。
「RDSS」とはRapid Deployment Shelter Systemの略で、たった1人で急速展開させることができ、2分間で簡単に設置可能な移動型シェルターであり、ディーゼルエンジンで作動可能なジェネレーターやエアコンディショナーを標準装備し、補給無しでも3日間は自立しての生活環境維持が可能。
さらに運搬時には、内部に必要資材保管も可能であるなど多機能な装置となっているという。
同社では今後、アメリカモデルをさらに改良し、危機管理用、医療用、緊急避難所などの多様化を図り、関係各方面に提案していくという。
またこのシェルターは、国際海上コンテナ規格に準拠しており、海上輸送や航空輸送にも対応可能。
実機を見ることができるのは2012年4月ごろを予定しているという。