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全ト協、DPF問題に関する実態調査を開始

2012年5月28日(月)

首都圏を中心として、平成15年(新短期規制)以降の車両に搭載される連続再生式DPFに関し、ススが頻繁に溜まる、メンテナンスが必要で費用もかかる、溜まったススを燃焼するために長時間のアイドリングを強いられる等の不具合が頻発している。
これを受け、全ト協ではこの問題を全国的な問題と捉え、発生状況等の実態を把握するためにDPFを搭載した車両を保有する事業者(事業所)を対象にアンケート調査を開始した。
調査対象車両は連続再生式DPFが搭載されており、手動再生のためのスイッチが装着されている車両。
排出ガス識別記号(車両型式の最初の記号PB−、PD−、PK−および3文字(○○○−)を対象としている。
なお、後付けDPFおよびNOx還元触媒(尿素SCR)は対象外。
アンケートの集計をもって、今後の対応について検討する。