全ト協、ホームページで「WEB版ヒヤリハット集」を公開
2012年10月9日(火)
―ドラレコ映像の共有化で、KYT(危険予知トレーニング)を促進―
公益社団法人全日本トラック協会は、「WEB版ヒヤリハット集」を本日から同協会ホームページ上で公開した。
「ヒヤリハット」とは、交通事故になりかねない「ヒヤリ」または「ハッ」とした瞬間のことで、最近はドライブレコーダで映像として記録することが可能。トラック運送業界でも、ドライブレコーダが急速に普及するなか、記録された「ヒヤリハット」映像をKYT(危険予知トレーニング)などの安全教育の素材として、効果的に活用する事業者が増えている。
これらの映像を同協会が収集し、ヒヤリハット集として内外に公表することで、トラックをはじめ一般のドライバーや歩行者などにも、安全啓発のツールとして広く活用されることが期待される。
◆「WEB版ヒヤリハット集」の主な特徴◆
1.インターネットに繋がっているパソコンやタブレット端末など、WEBブラウザの利用環境があれば、いつでも、どこでも、誰でも簡単に、最新のヒヤリハット事例を閲覧することができる。
2.採用されている映像は全てトラック運送事業者のドライブレコーダで記録されたもので、トラックドライバーが実際に経験したヒヤリハットを疑似体験することができる。
3.道路条件や発生場所に応じて整理された事例により、様々な道路や交通状況のなかに「どのような危険が潜むか」、「どのようにすれば事故を防げるか」を学習することができる。
4.トラック協会会員がKYT(危険予知トレーニング)ツールとして活用できるよう、ヒヤリハット映像を再生する前に、解説シートを閲覧する仕組みにしている。
※KYT の利用は、会員限定。(要ユーザー登録)
5.当初は数事例でスタートするが、随時アップデートを図り、今年度内に30事例、1年以内に100以上の事例掲載を予定。
WEB版ヒヤリハット集は、
こちら。