新明和工業、脱着ボデートラック(4トン車級)の新モデルを開発
2012年12月5日(水)
− 市場の声を反映したクラストップの積載能力と基本性能の強化を実現 −
新明和工業株式会社(取締役社長 大西 良弘)は、脱着ボデートラック「アームロール®」の4トン車級の新モデルを開発、2012年12月3日から販売を開始し、以下のように発表した。
脱着ボデートラックは、一般貨物のほか、廃棄物や農産物を効率的に収集・運搬するため、荷台であるコンテナの脱着機能と、積載物の排出機能を備えた車両。
新モデルでは、構造部の軽量化により、クラストップの積載能力を実現したほか、作業時のアームの長さを短くすることで、脱着時の最大地上高を低減、従来製品に比べ建屋内での作業性が高まったという。
また、スライドアームの形状を最適化し、コンテナにフックを掛ける際、アーム先端部の確認バーが運転席後部窓から確実に目視できる構造とした。さらに脱着作業中にアームを自在に伸縮できる「キャッチング・コントロール機能」をオプション設定したほか、脱着時に必要な基本性能を強化した。
1.特長
(1) クラストップの積載能力
徹底して構造の最適化を図り、従来型に比べ約90kgの軽量化を実現。クラストップの最大積載量で架装車両の登録が可能。
(2) 安心・確実なコンテナ装着作業を実現
これまでも高い評価を得てきた「スライドアーム」をさらに進化。テーパースマート形状とすることで、コンテナをキャッチする際に、アーム先端部の確認バーが運転席後部窓から確実に確認でき、車両から降りることなく、安心して装着作業を行うことが可能。
(3) 脱着時の作業寸法(最大地上高・引き上げ角度)を低減
脱着作業時のアームの長さを短くすることで、脱着時の最大地上高及び引き上げ角度を低減。天井の低い建屋内での作業性及び作業時の積載物の安定性が向上。
(4) アームを自在に伸縮できるキャッチング・コントロール機能(オプション)
本オプションの選択により、設備の歯止め等で、今まであと少しのところで届かなかったコンテナのキャッチングが可能。また、アームを伸ばした際の過負荷防止安全制御も装備。
(5) 基本性能の強化
このほか、脱着作業時の衝撃音緩和や安定走行に配慮した低床化などを実施。
詳細は、
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