富士通テン(株)(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:重松 崇 資本金:53億円)は、業務用ドライブレコーダー「OBVIOUSアヴィアスレコーダー(*1)」の「G400シリーズ」に、デジタルタコグラフ(以下 デジタコ)を搭載した新商品「DRD-4020」を、6月上旬より発売する。
新商品は、充実のドライブレコーダー機能に、法定3要素(速度、時間、距離)を記録するデジタコ機能を、業界最小クラスのコンパクトサイズに一体化し、限られた車内スペースへの取り付け性を高めた。
国土交通省よりデジタル式運行記録計(デジタコ)の装置型式指定を取得している。
一体型によりコストメリット(製品代、取付費用等)もあり、小型〜大型車両まで幅広いお客様に導入いただける商品になったという。
また、運転日報を自動で生成する機能や、高速道路と一般道を自動で切り替えて、走行道に応じて速度超過の警告音声を出すETC連携機能(*2)を搭載し、ドライバーの負担軽減を図っている。
ドライブレコーダー機能は、2012年11月に発売した最新モデルと同一スペックで、カメラは最大5台まで接続、映像は最長約200時間まで記録できる。記録した映像データを確認するアプリケーションソフトにおいては、車両前方の距離を映像上に表示する業界初(*3)の「仮想距離表示機能」を搭載している他、スピードの出しすぎなどの危険運転や、事故多発地点などの危険エリア走行に対し、音声ガイダンスで注意喚起する機能、記録した映像を地図画面上で検索できる「マップバルーン機能」も搭載し、安全運転指導・教育面に役立つ機能が充実している。
新商品の主な特長
1.ドライブレコーダーにデジタコ機能を搭載 同社初!
■省スペース・・・一体型としては業界最小・最軽量クラス。
■ローコスト・・・一体型としては価格を抑えた。
2.従来品からのバージョンアップ機能 New!
■運転日報を自動で生成
荷積・荷卸・待機などの運行実績を6ボタン操作器で入力すれば自動で運転日報を生成し、ドライバーの負荷を軽減する。
(注)別売りのアプリケーションソフト、6ボタン操作器の接続が必要。
■ETC連携機能(*2)で高速道/一般道を自動切り替え
高速道路の入口と出口を認識して設定の切り替えを自動で行える。煩わしい操作をせずに速度超過の警告と評価を行える。また、運転日報に通行料金を表示できる。
(注)対象速度は任意で設定が必要。
一般有料道などは高速道への切り替わりになる。
料金ゲートが無い場合や正確に判断できなかった場合は、手動切り替えが必要になる。
■帳票出力機能
稼動実績、通行料金明細一覧などの帳票が出力でき、業務管理に役立つ。
(注)別売りのアプリケーションソフト、6ボタン操作機が必要。
3.充実のドライブレコーダー機能
<映像記録>
■最大5台のカメラ接続
■最長約200時間の記録
<表示アプリケーションソフト>
■映像に重ねて距離を表示する「仮想距離表示機能」
※パソコン画面で表示
前方車両までのおおよその距離が分かるので、車間距離を確保しているかが確認でき、的確な指導に役立つ。
■記録した映像を地図画面上で検索できる「マップバルーン機能」
※パソコン画面で表示
指導に必要な映像をすばやく簡単に見つけられ、管理者様の業務負担を軽減する。
・イベント記録映像は、運転状況とG値を表示。
場所と運転状況から見たい映像を選択できる。
・長時間となる常時記録映像は、走行ルートと時間を表示。
場所や時間から見たい映像を選択できる。
<危険運転や危険エリアの音声ガイダンス>
■危険運転
スピードの出しすぎや長時間運転などに対し、違反警告と違反となる前に予め警告する事前警告の2段階ガイダンスで、ドライバーに安全運転を促す。
<ガイダンス例> 事前:「スピードに注意してください」「そろそろ休憩してはいかがですか」等
違反:「スピードオーバーです」「長時間運転です」「急加速です」「急減速です」等
(注)ガイダンスの対象となる速度は任意で設定が必要。
■危険エリア
事故の多い交差点など、事前に任意で登録した危険エリアに近づくと、「周囲に注意して走行してください」と音声ガイダンスで注意を喚起する。
<主な仕様>
■型式指定番号:TDII-36
■電源:12/24V
■外形寸法(車載機本体):150(W)×25(H)×110(D)mm
■カメラ:23(W)×20(H)×24(D)mm (取付金具含まず)
■質量(車載機本体):370g (SDカード含まず)
■カメラ:87g (取付金具含まず)
■画像記録(イベント/常時):○
■記録媒体:SD/SDHC (最大8GB)
■カメラ接続数:最大5台
■カメラ:1/4インチカラーCMOS (解像度31万画素)
■画角:水平135°/垂直105°
■音声録音:○
■カードスロット:2
■映像記録フレーム数:
最大30FPS (イベント記録・カメラ1台接続・前後計20秒記録)
最大10FPS (常時記録・カメラ1台接続)
※カメラ5台接続時は、最大10FPS(1台目)、5FPS(2〜5台目)
■映像記録時間:
約60時間(10FPS)〜200時間(1FPS)
※カメラ1台・8GBカード×2
約38時間(10+5FPS)〜約115時間(1+1FPS)
※カメラ2〜5台・8GBカード×2
■GPSレシーバ:○
■車速パルス取得:○
■エンジン回転パルス取得:○
■汎用入力:4
■汎用出力:1
■EMS(*4)対応:○
アプリケーションソフト(別売)
OBVIOUSビューアー:○
画像解析ソフト:○
エコ安全運転支援ソフト:○
運転日報作成ソフト:○
デジタコ利用者ソフト:○
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