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新明和工業、塵芥車新モデルを販売開始

2014年2月27日(木)


排出板式塵芥車「G−RX」
− 排出板を備えた回転板式塵芥車をフルモデルチェンジ、4トン車級では荷箱容積が国内最大に −

新明和工業株式会社(取締役社長 大西 良弘)は、排出板を備えた ※回転板式塵芥車の新モデル「G−RX」の販売を3月3日(月)に開始する。

同社は、2013年1月に富士重工業から塵芥車事業を譲り受け、製品の同社モデルへの統合を進めていた。今回、排出板を備えた回転板式塵芥車について、2〜4トン車級を同時にフルモデルチェンジし、外観デザインを一新したほか、安全性・機能性の更なる向上や、用途に応じて選択できるバリエーションの設定を図ったもの。
4トン車級においては、同タイプの回転板式塵芥車では国内最大となる荷箱容積を実現したという。

※塵芥車の排出方式には、油圧機構によりボデーを傾けて廃棄物の自重で排出する(ダンプ)タイプと、荷箱内部に備えた排出板が車両前方から後方に移動することで廃棄物を押し出すタイプがある。後者の排出板を備えたタイプは、強制的に押し出すことから排出性能が高く、安定した排出作業を行うことが可能。

◆特長(同社発表による)
(1) デザイン性の向上
・スマートなボデーと流れるような美しいフォルムでスタイリッシュな外観
(2) 安全性の確保
・ブレーキランプの視認性向上やバックアイカメラの標準装備などによる安全性向上(標準仕様のみ)
・当たり面の広い緊急停止プレートスイッチを採用
(3) 機能性の向上
・投入口間口寸法の拡大や汚水タンクの容量アップ
・2・3トン車クラスでは約8.5%の積み込み能力アップ
・4トン車クラスでは、同じタイプの回転板式塵芥車では国内最大となる荷箱容積(10.2m3)を実現
(4) 豊富なバリエーション
・高容積型および全高低型のボデー設定と、テールゲートが外開き式のタイプ、ホッパ周りのカバー類を省いたS1、S2仕様を各ボデーサイズに設定するなど、豊富なバリエーションを展開

【製品に関する問い合わせ先】
〒110-8620
東京都台東区東上野5-16-5(新明和上野ビル)
新明和工業株式会社 特装車事業部 営業本部 環境車両営業部
TEL:03-3842-6131

諸元等の詳細は新明和工業ホームページへ。