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富士フイルムHD、地球温暖化対策として物流の効率化施策

2010年4月7日(水)

 富士フイルムホールディングス株式会社(社長:古森 重?)は、地球温暖化対策活動の一環として、2020年度を目標年度としたグループ全体で推進するCO2削減目標を定めた。企業活動におけるCO2削減の対象領域をライフサイクル全体に拡げ、「原料調達」、「製造」、「輸送」、「使用」そして「廃棄・リサイクル」の各ステージにおいてCO2排出量の削減に取り組む。

【地球温暖化対策目標】
「CO2排出量をライフサイクル全体で2020年度までに30%削減(2005年度比)」
環境配慮設計のさらなる推進、工場やオフィスでの省エネルギー活動の一層強化などを進めることで、2005年度に国内外年間約500万トンあったCO2排出量を、2020年度には約350万トンまで低減することを目指す。

 生産拠点や販売事業所において、事業や地域の実態に即した施策を遂行する。主なCO2削減の施策、および関連するステージは以下のとおり。

1.環境負荷の少ない製品の開発と普及(ステージ:「原料調達」「使用」「廃棄・リサイクル」)

2.工場やオフィスにおけるCO2排出量削減(ステージ:「製造」)

3.3R(リデュース、リユース、リサイクル)の積極展開(ステージ:「原料調達」「廃棄・リサイクル」)

4.物流の効率化(ステージ:「輸送」)
輸送拠点・経路の最適化、積載率の向上、モーダルシフトの推進、梱包の軽量・コンパクト化、エコドライブの展開など。