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アルコール検知器協議会が発足−アルコール検知器の製造・販売に携わる17社が加盟し活動を開始−

2015年6月24日(水)

このたび、株式会社タニタ、フィガロ技研株式会社、サンコーテクノ株式会社、東海電子株式会社の4社が発起人となり、アルコール検知器協議会(事務局・東京都品川区西五反田8−1−2、会長・谷田千里)が発足。2015年6月23日より活動を開始した。

同協議会は国内唯一の業界団体として、アルコール検知器の製造・販売などに携わる17社が加盟。
今後、アルコール検知器の技術・品質の向上や普及啓発によって業界の地位向上を図りながら関係省庁や各団体と連携し、飲酒問題の根絶を目指すという。

現在、アルコール検知器は健康管理用途の一般向けの商品と、運送事業者がアルコール検知に用いる業務用の商品があり、年々その市場は拡大している。これに伴い、一般向け、事業者向けを問わず様々なシーンでアルコール検知器が利用される反面、2月に独立行政法人国民生活センターが注意喚起をしたように、誤った解釈をしていたり、正しい使い方ができていなかったりするケースが散見されるようになっている。

このため同協議会では、活動開始にあたって2つのワーキンググループ(「検定化ワーキンググループ」「普及啓発ワーキンググループ」)を立ち上げ、検知器技術の向上とともに、飲酒問題および飲酒運転への対処・防止に関する正しい知識を啓発していく所存。
具体的には「検定化ワーキンググループ」では、一定の品質基準を満たしていることを認定する検定制度導入に向けて評価基準や品質保証ガイドラインを策定。一方、「普及啓発ワーキンググループ」では、各種団体や企業と連携しながら飲酒運転防止やアルコール検知器の正しい使い方に関する情報発信、シンポジウムの開催などを予定している。

【団体概要】

■団体名:アルコール検知器協議会

■英文名:Japan Breath Alcohol Testing Consortium
■略称:J−BAC
■設立:2015年4月8日
■事務局:東京都品川区西五反田8−1−2(東海電子株式会社東京営業所内)
■代表会長:谷田千里(株式会社タニタ代表取締役社長)
■副会長:山本篤(株式会社東洋マーク製作所代表取締役社長)
■加盟企業:以下17社 (2015年6月23日時点/50音順)
・エフアイエス株式会社
・光明理化学工業株式会社
・サンコーテクノ株式会社
・株式会社篠原計器製作所
・株式会社タニタ
・中央自動車工業株式会社
・株式会社データ・テック
・テレニシ株式会社
・東海電子株式会社
・株式会社東洋マーク製作所
・ドコモ・システムズ株式会社
・ドレーゲル・セイフティージャパン株式会社
・株式会社パーマンコーポレーション
・株式会社パイ・アール
・フィガロ技研株式会社
・前野技研工業株式会社
・株式会社メイエレック

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