株式会社ナビタイムジャパン（代表取締役社長：大西啓介、本社：東京都港区）は、2015年9月1日（火）より、法人向けの運行管理サービス『ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション』にて、「ベテランルート」を提供開始した。

　「ベテランルート」は、主に運送事業者向けにベテランドライバーのよく利用する道を学習し、優先したルート案内を行う機能。ベテランドライバーは、営業所ごとに設定が可能。『ビジネスナビタイム動態管理ソリューション』を利用ユーザー向けの基本機能として、無料にて使用できる。

　昨今、運送業界はドライバーの高齢化による人材不足が深刻化していると言われるが、本機能は事業所内でベテランドライバーが使っているルートをカーナビアプリが学習して使えるようになるため、新人ドライバーや土地勘のないドライバーに指導するためのコスト削減効果が期待できる。その他にも作業平準化による業務効率の向上、社内ノウハウの蓄積に貢献する一助として活用できるという。

　ベテランデータを蓄積するための設定は管理者画面（PC）より、チェックを入れるだけのワンクリック操作。“ベテランルートとして蓄積する”にチェックしたドライバーが走行したルートを、営業所内のベテランルートに反映、共有できる。

　『ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション』とは、複数の社用車を保有している法人企業向けに、スマートフォンを活用した動態管理、及びカーナビゲーション機能を提供するクラウド型運行管理サービス。パソコンとスマートフォン端末があれば、複雑なシステムを導入することなく、すぐに利用を開始できるのが特長となっている。社用車の配車計画の作成、作業者の現在位置確認、作業ステータスの確認や登録、本格的なカーナビゲーション、及びメッセージの送受信などが行える。車両タイプ選択もできるので、営業車から大型車まで登録可能。