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横浜ゴム、小型トラック・バス用リトレッドにリブタイヤ「LT151R」、スタッドレスタイヤ「iceGUARD iG91」を新発売

2015年9月18日(金)

横浜ゴム(株)は、小型トラック・バス用リトレッドタイヤとして耐摩耗性重視型リブタイヤ「LT151R(エルティー・イチゴーイチアール)」と氷雪上性能重視型スタッドレスタイヤ「iceGUARD iG91(アイスガード・アイジーキュウイチ)」を2015年10月に発売する。
今回の発売サイズは205/85R16 117/115Lと195/85R16 114/112Lの2サイズで今後順次サイズ拡大を図る予定。価格はオープンプライス。

「LT151R」および「iceGUARD iG91」は昨年の新商品発売以来、好評を博していることからリトレッドタイヤへのラインアップを決定した。今回発売のリトレッドタイヤ「LT151R」と「iceGUARD iG91」は、新品タイヤのオリジナルパターンと同様のトレッドを採用。「LT151R」は「Lライトニンググルーブ」「高剛性4本リブ」「ステルスサイプ」などにより優れた耐摩耗性能に加え、操縦安定性やウェット性能を高いレベルでバランスさせている。「iceGUARD iG91」は「高密度サイプ配置」「ピラミッドサイプ」「千鳥配置ブロック」「4本ストレートグルーブ」がエッジ効果や排雪・排水性を向上し、氷雪上性能を十分に確保。また、転がり抵抗を低減することで省燃費性能も高め、安全性とコスト削減に貢献する商品となっているという。

リトレッドタイヤは使用済みタイヤのトレッド部分を新しいトレッドに張り替えて再利用するタイヤで3R(Reduce:省資源、Reuse:資源循環、Recycle:資源再生)の観点から高い環境保全効果が期待できる。また、運輸・輸送業界では燃料費などコストの削減と、地球温暖化防止など環境経営のレベルアップが大きな課題となっており、リトレッドタイヤの需要が高まっている。

横浜ゴムは中期経営計画「GD100(グランドデザイン100)」の基本方針のひとつに「トップレベルの環境貢献企業になる」を掲げ、調達、商品開発、生産、物流などあらゆる面で環境負荷低減活動に取り組んでいる。トラック・バス用タイヤ事業ではこうした活動の一環として、リトレッドタイヤに最適なタイヤ開発を進めるとともに、トータルパッケージプラン「eco method(エコ・メソッド)」を展開している。「eco method」は新品タイヤとリトレッドタイヤの組み合わせによるコスト削減提案に加え、タイヤ空気圧モニタリングシステム「HiTES(ハイテス)」とタイヤの定期点検で最適なタイヤ運用を実現する「TMS(タイヤ・マネージメント・システム)」、緊急なタイヤトラブルに対応する「YNS(ヨコハマタイヤ・ネット・サービス)」をパッケージしたもので運輸・輸送業界の環境対応や安全運行、タイヤ管理の省力化をサポートする。