トラック情報サイト「トラックNEXT」

トラックNEXTは、トラックユーザーとトラック関連メーカーをつなぐトラック情報サイトです

ニュース詳細

極東開発工業、新型4 トンスイング式脱着ボデー車「ハイパースイング・フックロール®」発売

2015年10月6日(火)

極東開発工業株式会社(本社:兵庫県西宮市甲子園口6丁目1番45号 社長:?橋 和也 特装車事業、環境事業、パーキング事業)はこのたび、機能を大幅に進化させた新型4トンスイング式脱着ボデー車「ハイパースイング・フックロール」を開発し、平成27年10月7 日より発売した。
新型車は、吊上げ能力を従来機比で13%アップ、作業スピードを同10%アップと基本性能を大幅に向上させたほか、現場での作業を強力にサポートする極東独自システムの採用や、従来から好評をいただいている装備に加えて新たに搭載した充実の標準装備により、さらに安心かつ使いやすくなった。
また、作業全高の低減および作業全長の短縮化を図ったことで、より様々な現場に対応できるようになったほか、車体の最適設計により、負荷のかかるアーム部の強度を向上しつつ軽量化も実現し、従来機に比較してより多くの積載量を確保することが可能となった。

「ハイパースイング・フックロール® 」の特徴
1.吊上げ能力・作業スピードの大幅なアップとスムーズな作業を実現する極東独自システム
油圧の高圧化と負荷のかかるアーム部の強度向上により、吊上げ能力が従来機比で13%ア
ップしたほか、油圧機構の刷新により、作業スピードが同10%アップした。
また、傾斜センサと電磁比例弁を用いて、最適なエンジン回転数での作業が可能な極東独
自のKOMT®(※)システムや、コンテナ積み降ろし時のショックを軽減するショックレス機構の採用で、スムーズな作業を実現している。
((※)KOMT:Kyokuto Optimal Motion Technology )

2.フックチルトとワイヤレスリモコンを新たに標準装備
車両を移動させることなく、フックを前方に約70mm、後方に約325mm チルトさせることができるフックチルトと、荷台の状態を確認しながらの操作が可能なワイヤレスリモコンを新たに標準装備した。
フックチルトは、前方にチルトさせることでより狭い現場や、さらに高い吊上げ能力での作業が可能なほか、後方にチルトさせることで遠くのコンテナを楽にキャッチすることができる。
また、ワイヤレスリモコン操作では自動で最適なエンジン回転数となるため、スムーズで効率的な作業を実現するとともに機器への負担軽減に貢献するほか、必要に応じて作業スピードが調節可能なアイドルアップ・ダウン機能(低速・標準・高速の3 モード切替え)など、使用状況に合わせて片手操作で簡単に動作させることが可能。

3.作業全高の低減と作業全長の短縮化により、さらに多様な現場に対応
車体設計及びスイングモーションの最適化により、作業全高の低減と作業全長の短縮化を実現し、さらに多様な現場での作業が可能となりました。また作業全高の低減により、コンテナ積込み角度が小さくなったので、荷崩れしやすい集荷も安心して吊上げが可能。

4.アーム部の強度を向上しつつ軽量化も実現
車体の最適設計により、負荷のかかるアーム部の強度を向上しつつ軽量化も実現し、従来機に比べて多くの積載量確保が可能。

5.フックサポート®と安全かつ確実なコンテナ脱着を考慮したフック形状
コンテナの引掛け作業を補助し、より簡単にコンテナを引掛けることが可能なフックサポートや、脱着時にコンテナががたついた場合でも外れにくく、安定して積込むことができるフック先端かえしおよび、フック背面とコンテナフロントパネルの隙間に入ってコンテナロックをアシストするコンテナロックプレートを採用したフックなど、安全かつ確実なコンテナ脱着作業を実現する、従来から好評の充実の装備を搭載している。

6.販売価格 210 万円(希望小売価格、消費税抜き・シャシ価格除く)

※製品のご商談に関するお問い合わせにつきましては、お近くの営業所まで