古野電気、デジタコ連動のETC2.0車載器を新発売
2016年10月28日(金)
ETC2.0車載器(型式:FNK-M100RS1)本体の外観イメージ
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長)は、ETC2.0サービスに対応したGPS付き発話型ETC2.0車載器のラインナップを拡充し、デジタコ(デジタル式運行記録計)や運行管理端末などの外部機器とデータ連動する業務用車両向けの新機種を11月1日から販売する。
今回新たに発売する新商品は、デジタコなどの外部機器とシリアルポート(RS-232Cインターフェース)で接続する「型式:FNK-M100RS1」。本商品は、ETC料金所通過情報やETC走行履歴をデジタコなどの外部機器にデータ出力することができるため、高速道路走行・一般道路走行を区別した正確な走行記録を残すことができる。
同社では今後、USB接続バージョンの「型式:FNK-M100US1」についても発売するほか、ユーザーニーズに応じてカーナビゲーションシステムを含む各種外部機器とのデータ連動や、ETC2.0の普及に向けて、新機能に対応した商品ラインナップ拡充を図る方針。
<連動可能な製品一覧>
株式会社データ・テック :SRConnect (セイフティレコーダコネクト) M619
日米電子株式会社 :D-NAS IV 42024-101
株式会社エルモ社ファインフィットデザインカンパニー :GFIT FD-1000(予定)
≪補足≫同社のGPS付き発話型ETC2.0車載器について
同社のGPS付き発話型ETC2.0車載器は、いずれも同社製のマルチGNSS受信チップ「eRideOPUS 6」を内蔵しており、車載器単独で正確な位置情報を把握できる。このためユーザーは、カーナビゲーションシステムなどの車載設備と連動させることなく、ETC2.0車載器の搭載車両を対象とする料金割引や渋滞回避情報、安全運転支援情報などの入手といった各種サービスを受けることができる。また業務用車両向けの機種では、ETC2.0装着車への特車通行許可を簡素化する「特車ゴールド」制度にも対応している。
詳細は、
古野電気ホームページへ。