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いすゞ、大型トラック「ギガCNG車」追加車型を発売

2016年11月11日(金)

 いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山 正則)は、大型トラック「ギガCNG車」に追加車型を設定し、11月10日より全国一斉に発売した。昨年12月に発表した「ギガCNG車」に車型を追加し、更なる普及を目指す。

「ギガCNG車」は燃料の多様化を図ることで、エネルギーセキュリティに貢献するだけではなく、都市間トラック輸送でのCO2排出量を低減し、NOx排出量が少なく、PMをほとんど排出しないCNG車ならではの環境性能で、環境負荷の低減に貢献する。また、エンジンの改良を行い、さらなるNOx低減・燃費性能の向上を実現した。今後も順次車型追加、車両性能向上に向けた取り組みを進めていく。

<主な特長>
・1回のガス充填で東京−大阪間(500km程度)の走行が可能。
・カーゴ系3軸車にショートキャブ車を追加・した。また、積載容積をより大きく確保できる4軸車を新たにラインナップした。
・6UV1エンジン本体を改良して搭載した。ディーゼル車の排出ガス規制値であるポスト新長期排出ガス規制に対してNOx57%低減を達成し、次期排出ガス規制レベルを上回る低排出ガス性能を実現している(※)。
・トータルセーフティーによる安全性の向上を図り、プリクラッシュブレーキでは、衝突被害軽減ブレーキ機能に加え、移動障害物に対する衝突回避支援機能を標準装備。また、車線逸脱警報(LDWS)、ミリ波車間ウォーニング、IESC(電子式車両姿勢制御システム)、EBS(電子ブレーキシステム)を標準装備。

※九都県市低公害指定制度「平成21年基準超低公害車」の指定を受ける予定。