極東開発工業、新型コンクリートポンプ車「ピストンクリート PY120-33C」を発売
2017年7月14日(金)
−GVW22トン車級クラスで国内最長の33メートル級ブームを搭載−
極東開発工業株式会社(本社:兵庫県西宮市 社長:?橋 和也)は、GVW22トン車級クラスで国内最長となる33 メートル級のブームを搭載したコンクリートポンプ車「ピストンクリートPY120-33C」を2017年7月4日に発売した。
新機種は、機動性の高い大型ショートホイールベースシャシであるGVW22トン車に、高張力鋼板の採用やブームの最適設計による軽量化により、33メートル級ブームを搭載したピストン式コンクリートポンプ車で、取り回し性能の良さとクラス最長ブームで様々な現場においてより効率的な作業を可能とし、現場での使いやすさを徹底的に追求したモデルとなっている。
■ピストンクリート PY120-33Cの特徴■
1.GVW22トン車級クラスで国内最長の33メートル級ブーム搭載
GVW22トン車に、高張力鋼板の採用やシリンダの小型化および油圧の向上等、ブームの最適設計による軽量化を実現した従来機種比3メートル長の33メートル級M型4段屈折ブームを搭載した。
2.クラス最長のロングストロークシリンダで騒音、振動が低減
メイン油圧シリンダは、クラス最長のロングストローク1,900mmで、Sパイプの切替回数が減少する。これにより、作業時の振動や騒音を抑制するほか、ショックの回数が少なくなるため、オペレータへの負担が軽減するとともに周辺部品やコンクリートピストン等の部品の消耗を抑えることができる。
3.貫通式パイプに、耐摩耗性能と耐圧力を兼ね備えたエッサーツインパイプを標準装備
旋回台内部とブーム屈折部分の貫通式パイプには、内層・外層の二重構造による耐摩耗性と耐圧力を兼ね備えたエッサーツインパイプを標準装備。表面のみ硬度を上げた高周波焼入処理パイプと異なり、内層全肉厚にわたり高い耐摩耗性を有し、長寿命を実現している。
4.独自の制御装置で優しい打設作業
ブームに掛かる荷重をサスペンション機能により軽減し、揺れを抑える同社が開発した独自の制振装置(KAVS)を搭載。耐久性アップと、オペレータの負担が低減し、作業環境が向上する。
5.販売価格 7,900万円(希望小売価格、税抜・シャシ価格込み)