いすゞ、大型トラック「ギガ トラクタ」を改良して発売
2018年7月13日(金)
-平成28年排出ガス規制と平成27年度燃費基準への対応-
いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則)は、大型トラック「ギガ トラクタ」を改良し、6月22日より全国一斉に発売した。
今回の改良では、本年9月より施行される平成28年排出ガス規制に対応しつつ、省燃費性能を実現。また車型ラインアップをさらに充実させ、運行中の利便性も向上した。
主な特長は以下の通り。
【排出ガス規制への対応と燃費を両立】
・エンジンについて冷却系を中心に性能を向上させることにより、平成28年排出ガス規制への対応と主力馬力帯でそれぞれ平成27年度燃費基準+5%達成した※。さらに、スム―サーGxについては地図情報を活用したオートクルーズ機能「Smartグライド+g」を新たに採用。道路状況から最適なギヤ段を自動選択し、さらなる省燃費に貢献する。
※車両総重量20トン以下にて、460PS車はecostop付、420PS車はスムーサーGx車(ecostop付)が平成27年度燃費基準+5%達成の条件。400PS車は全車で平成27年度燃費基準+5%を達成している。
【車型ラインアップの充実】
・スムーサーGx専用に、クラス最大のトルク値となる420PS/トルク230kg・mエンジンを新たに展開。低回転域で最大トルクに到達し、460PS同等のトルクカーブを有することで高GCWニーズにも対応した性能を実現。
・積載重量と容積を最大限にした新規格トレーラ(トレーラ前回り2m級)に対応するため、4×2エアサスセミトラクタ(EXD)にホイールベースG(3830mm)の第5輪荷重11.5トン車を新規設定した。
・第5輪荷重11.5トン車には、カプラオフセットの変更が可能なスライドカプラを展開。これにより1台のトラクタでキングピン荷重や前回り/すそ回り半径が違う複数のトレーラに対応が可能となる。
【運行中の利便性向上】
・ETC2.0を全車に標準設定し、運行中の利便性向上に貢献。また、ヘッドランプおよび室内灯のLED化とメーター照明の常時点灯化を実施することにより視認性が向上している。