三菱ふそう、小型トラック「キャンター」2019年モデル発売
2019年5月15日(水)
キャンター 2019年モデル(イメージ)
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、)は、小型トラック「キャンター」2019年モデルを発表した。GVW7.5t以下は5月より、またGVW7.5t超は7月より全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門から販売を開始する。
小型トラック「キャンター」2019年モデルは、GVW7.5t以下全車でも平成28年度排出ガス規制に適合し、加えてGVW7.5t超クラスでJ-OBD2(車載式故障診断装置)規格に対応した。また、2018年モデルでGVW7.5t以下車両に搭載済みの「衝突被害軽減ブレーキ」、「車両安定性制御装置」と「車両逸脱警報装置」を含む先進安全技術をGVW7.5t超クラスにも拡大展開。新たに電気式のブレーキ磨耗インジケーターを全車に導入し、安全性をさらにアップした。そして、Bluetooth®※1オーディオシステム、エンジン始動の際にECOモードがオンになる改善を行なうことにより快適性と燃費性能を向上した。
■特長
1)ブレーキ磨耗インジケーター導入(全モデル標準装備-高床4WD/FGB70除く)
ブレーキパッド内に配置されたセンサーを介して、ブレーキパッドが磨耗した場合にドライバーに警告する。 (定期的にブレーキパッドの状態を直接確認することを推奨)
2)車両安定性制御装置(ESP ®※2: Electronic Stability Program)
車両姿勢を常にセンサーにて感知し、カーブでの横滑り、横転等の危険性が生じた場合、エンジン出力や4輪のブレーキ力を最適に制御し、危険回避をサポートする。
3)車線逸脱警報装置
高速道路などでウィンカー操作を行なわず、車両が車線を逸脱した場合、白線認識カメラが逸脱を検知し、ドライバーにブザーとメータークラスタ内Ivis(マルチ情報システム)の表示にて、安全走行を促す。
4)電動パーキングブレーキ(EPB : Electric Parking Brake)※オプション
電動モーターのアシストにより、軽い操作力でパーキングブレーキの作動、解除を行なえる。坂道などの駐車時においても、より安定した制動力を保持する。
5)Duonic 2.0 Ecoモード(全モデル)
エンジン始動の際に、標準設定としてEcoモードがオンになることにより、燃費向上につながる。
6)Bluetooth®オーディオシステム(全モデル-スライドドア付塵芥車除く)
Bluetooth®とUSBポート搭載によりスマートフォンや他の機器と接続が可能。
※1:Bluetooth はBluetooth SGI, Inc.の商標
※2:ESP はダイムラーAG の登録商標