タダノ、スカイボーイ「AT-121TG(F)/(R)」発売
2019年9月27日(金)
株式会社タダノは、高所作業車 スカイボーイ「AT-121TG(F)/(R)」2機種をモデルチェンジし9月25日より発売開始した。
1.製品名
スカイボーイ AT-121TG(F)ブーム 前方格納仕様
AT-121TG(R)ブーム 後方格納仕様
2.性能
最大地上高 AT-121TG(F):12.2m
AT-121TG(R):12.3m
3.製品コンセプト
スカイボーイAT-121TGシリーズは、最もニーズの高い12mクラスの高所作業車で、乗用車並みのコンパクトな全長が魅力の「ブーム前方格納」と、全高が低く利便性の高い「ブーム後方格納」の2つの異なる仕様がある。今回のモデルチェンジにあたり、安全性と利便性、作業効率を向上させ、さらにテレマティクスも標準装備した。
4.主な特長
(1)クラス最大の作業領域
「ブーム前方格納」「ブーム後方格納」ともに、最大地上高と最大作業半径が従来機よりも拡大。クラス最大の作業領域を誇る。
(2)直下式ジャッキによる車幅内設置
従来のリンク式ジャッキから、車幅内設置の直下式ジャッキへ。壁際やガードレール脇でのジャッキ設置が容易になった。また敷板の位置合わせも簡単。
(3)下部操作部を車両後端に集中配置
これまで分離されていた車両下部のブーム操作とアウトリガ操作を、車両後端部に集中配置。壁際設置などにおけるブーム操作の容易化や、安全確認もスムーズになった。
(4)昇降経路は車両後方から
バスケットへの昇降経路を車両左側方から、左後方に変更。壁際やガードレール脇での設置の際も、バスケットへのアクセスが容易となった。さらに手すり設置により、スムーズな昇降と安全性も確保した。
(5)作業機材の積み込みに便利な大型荷台(オプション)
従来よりも広い荷台を設定。特にAT-121TG(R)は、2mの長尺物も収容可能な寸法となった。
(6)テレマティクスWEB情報サービス「HELLO-NET」
国内外の大型クレーンや高所作業車で運用中の「テレマティクス」を標準装備。車両故障時における迅速なアフターサービスなどに効果を発揮する。車両の稼働状況や位置情報・保守管理をインターネットでサポートする。
諸元等の詳細は、
タダノホームページへ。