三菱ふそう、中型トラック「ファイター」2019年モデル発売
2019年9月27日(金)
「ファイター」2019年モデル(撮影用特別仕様車)
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO ハートムット・シック)は、先進安全装置とテレマティクス機能を新たに搭載し、慢性的なドライバー不足に伴う安全装置や運行効率化といった市場ニーズに対応した中型トラック「ファイター®」*の2019年モデルを発表、全国の三菱ふそう販売会社及び三菱ふそう地域販売部門にて9月より販売を開始した。
4気筒および6気筒エンジンの2エンジンタイプを展開する中型トラック「ファイター」2019年モデルは、様々なシーンを想定した先進安全装置を新規導入し、安全運転のサポート機能を大幅に強化した。同モデルに新たに搭載された先進安全装置「アクティブ・サイドガード・アシスト (Active Sideguard Assist™) (1) (※オプション展開)」は、走行中に車両左側の歩行者や車両をレーダーが感知し、左操舵または左折ウインカー操作に入ると警報音でドライバーに警告し、左折時の巻き込み事故やレーンチェンジ時の危険性を抑制する。くわえて、高精度ミリ波レーダーを通じて車両を検知しブレーキを自動作動する衝突被害軽減ブレーキ「AMB® plus(エーエムビープラス)(2)」、車両姿勢を検知し、カーブでの横滑り、横転等の危険性が生じた場合、車両の安定性を制御する「車両安定性制御装置(Electronic Stability Program:ESP®(3)」、運転注意力モニターの機能と車線逸脱警報システム(LDWS:Lane Departure Warning System)を通じて必要な警告を行う安全装置「アテンション・アシスト」を搭載し、安全性能を大幅に改良したトラックを提供する。
さらに、同モデルは大型トラック「スーパーグレート」や電気小型トラック「eCanter」ですでに導入しているMFTBC独自のテレマティクス機能「Truckonnect®(トラックコネクト)(4)」を中型トラックにも搭載し、運行効率化へのニーズにも対応した。トラックコネクトデバイスやデジタルタコグラフ等から得られた車両データを用いて車両を遠隔管理する「トラックコネクト」は、車両の位置情報や燃費、遠隔診断を通じた故障の検知などをリアルタイムで確認できる。トラックから送信される車両情報はMFTBCのカスタマー・アシスタンス・センターへ24時間体制で通知され、車両の運行効率化とユーザーのさらなるビジネス効率化をサポートする。
くわえて、同モデルはドライバーの快適性も改良した。視線を動かすことなく手元の感覚で様々なオペレーションが可能になる「ステアリングスイッチ」、リアルタイムで燃費を確認できる「マルチファンクションモニター」、Bluetooth®(5)対応のAM/FMラジオも装備しているほか、運転席シートヒーター(6)を設定している。
*「ファイター®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標。
(1) 「Active Sideguard Assist™」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の商標。
(2) 「AMB®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標。
(3) 「車両安定性制御装置(Electronic Stability Program:ESP®」はDaimler AGの登録商標。
(4) 「Truckonnect®」は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標。トラックコネクトは別途サービスへの申込みが必要。
(5) 「Bluetooth®」は、Bluetooth SIG.Inc.の商標または登録商標。
(6) 運転席シートヒーターはプレミアムラインでの設定。