パイオニア、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」の機能を強化
2019年10月29日(火)
パイオニアは、このたび、「ビークルアシスト(※)」のアップデートを行い、ドライバーの安全運転を正しく評価する加点項目を運転評価に追加したほか、管理者が各車両の運転状況を簡単に抽出できる機能を搭載するなど、安全運転の促進と効率的な運行管理につながる機能を追加しました。
なお、各機能を搭載した「ビークルアシスト」のアップデートは12月上旬に開始する予定です。
(※)ビークルアシスト
「ビークルアシスト」とは業務用車両向けのクラウド型運行管理サービスであり、2015年より提供している。本サービスでは、カーナビゲーションや通信ドライブレコーダーをはじめとする業務用車載端末を通信回線でサーバーと接続し、車両の動態管理、メッセージによる業務指示や運行コースの送信・進捗管理のほか、危険運転の把握や自動日報作成など高度な運行管理・支援を行える。
<主なアップデート内容>
1) 運転評価に加減点方式を新たに採用
運転評価に、危険挙動をマイナス評価するこれまでの減点方式に加え、安全運転をプラス評価する加点方式を採用。ゆっくりとアクセルを踏んで発進する「ふんわりアクセル」や、停車時に早めにアクセルを緩める「早めアクセルオフ運転」といった安全運転をプラス評価する項目を追加することで、運転時間の長短に左右されることなく良い運転、悪い運転を総合的に評価できる。また、ドライバーごとに運転のくせや傾向を把握できるので、個別に的確な指導を行うことができる。
2) 特定の運転状況を抽出する機能を搭載
最長連続運転時間や指定時間内/外の運転時間など特定の運転状況を簡単に抽出可能。これにより、各ドライバーの業務負荷や定時外稼働などを容易に把握できるので、適切な管理、指導を行える。
3) 他組織の車両への乗車管理が可能
所属する組織だけでなく、別の部署や別拠点など所属組織以外の車両とドライバーを紐づけて運行記録を管理できる。保有車両を有効に活用できるため、運行業務の効率化を図れる。
4) その他のアップデート項目
・日別表示に加え、時間別表示にも対応した車両稼働率レポート
・ドライバーの危険挙動と詳細情報を利用者の権限別に管理・確認できる項目を細分化
・企業の標準ブラウザとしての採用増加が予想される「Microsoft Edge」に対応
■ビークルアシストの製品紹介は
こちら