トラック情報サイト「トラックNEXT」

トラックNEXTは、トラックユーザーとトラック関連メーカーをつなぐトラック情報サイトです

ニュース詳細

いすゞ、小型トラック「エルフ」を改良し発売

2021年3月24日(水)

― 国内小型トラック初の交差点警報を搭載、先進安全装備を拡充し、安全性能を向上 ―

 いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則、以下「いすゞ」)は、さらなる安全性能の向上を図った小型トラック「エルフ」を3月3日より全国一斉に販売開始した。

 今回の改良では、直線路走行中に横断歩行者と接触する事故に次いで多発している、交差点右左折時における事故抑制のため、国内小型トラック初※1となる交差点警報※2を採用した。さらに、事故の約6割を占める、夜間の横断歩行者との接触事故を抑制するためヘッドランプをLED化し、夜間走行時の視認性を向上させた。
 また、高度OBD※3、後写鏡、後部突入防止装置等の各種規制強化への対応も実施している。
※1:いすゞ調べ。
※2:標準キャブを除く。
※3:車載式故障診断装置(On-Board Diagnostics)

主な特長は以下の通り。

【先進安全装備の拡充】
・プリクラッシュブレーキの全車標準装備
2021年11月の各種安全装置の装着義務化に伴い、プリクラッシュブレーキの装備展開を拡大し、全車標準装備とした。ステレオカメラの採用により、歩行者や自転車等の前方検知に優れている。

・交差点警報
小型トラックの事故分析結果に基づき、交差点右左折時や出会い頭の事故抑制のため、広角の近距離ミリ波レーダーをキャブ前面2カ所に設置し、交差点右左折時の横断歩行者や自転車、見通しの悪い丁字路・幹線道路沿いの駐車場発進時に側方から走行してくる自動車やバイクを検知する。衝突の危険性が高まると車内ピラーに内蔵された警告灯、および警報音でドライバーへ注意喚起する。

・LEDヘッドランプ/フォグランプ※4新規設定
ヘッドランプならびにフォグランプをLED化した。ハイビーム/ロービームをLEDにすることで夜間や悪天候時の視認性が向上、安全運転への貢献とともに、省電力性へ配慮した。
※4:LEDフォグランプはハイキャブ・ワイドキャブに設定。

【エクステリア/インテリアの変更】
・フロントフェイス意匠変更
交差点警報の搭載と、ヘッドランプのLED化に併せて、ライト周りのデザインとフロントグリル色をシルバー基調に変更した。

・キャブ内装色およびシート柄変更
ハイコントラストな室内のカラーコーディネートに合わせ、ベロアシートの表皮柄を変更した。

【ドライバーの利便性向上】
Bluetooth®※5オーディオを搭載
ハンズフリー機能付きBluetooth®オーディオを新規設定し、利便性を向上させた。
※5:「Bluetooth®」は、Bluetooth SIG, Inc. USAの商標。