古野電気、車両入退管理サービス「FLOWVIS」開発
2021年4月1日(木)
古野電気株式会社(本社:兵庫県西宮市、古野幸男社長)は、工場や物流施設における業務車両管理をパッケージ化した車両⼊退管理サービス「FLOWVIS(フロービス)」を開発し、4月20日(火)より販売開始する。
■サービス概要
本サービスは、工場や物流施設での車両入退を自動で管理するサービス。ETC車載器 による認証に、カメラによる車番認証を加えることで、車両を検知・識別する。
工場や物流施設では多くの業務車両が入退場し、また24 時間入退管理が必要である。同社ではこれを省人化・省力化するために、車両識別で信頼性の高いETC車載器による車両入退管理サービスを提供してきた。
しかし、ETC車載器が搭載されていない車両や、事前にETC車載器による入退場登録がされていない車両の検知・識別ができないといった課題があった。
今回新たに提供するサービスでは、カメラによる車番認識を組み合わせることで、確実にすべての車両を検知・識別し、更なる運用の効率化、セキュリティの強化を実現し、運用品質の向上に貢献する。
■本サービスの主な特徴
1.自動で車番とETC車載器を検知・識別してゲートを開閉
車番とETC認証により、車両を“確実”に識別する。これにより受付での入退場手続きを無くし、スムーズな入退場管理を実現。また、入退場履歴を自動で記録するなど、守衛コストの削減に加え、接触機会の低減を実現する。
2.シンプルな総合管理ソフトウェア
入退場管理に必要な機能をパッケージ化しており、入退車両の画像確認や検索、記録データの呼び出しなど、誰でも簡単に操作することができる。また、複数の入退場口を一元管理することができ、効率的な運用を支援する。
3.充実のシステム連携
本サービスは、シャッターゲートやチェーンゲートなど、さまざまなゲート機器に対応している。また、電光掲示板やパトライトとのシステム連携も可能で、車両毎に行先の自動表示・誘導や、一目で許可車両の見分けができるなど、更なる運用の効率化・セキュリティの向上に貢献する。