日本フルハーフ、中型冷蔵ウィング「ウィングエース クール」発売
2010年7月12日(月)
ウィングエース クール
日本フルハーフ株式会社(本社・神奈川県厚木市 社長:比企能信)は、中型トラック用冷蔵ウィングルーフ車「ウィングエース クール」を発売開始する。
本モデルは昨年10月の東京トラックショーで参考出品として展示した。その時の反響が高く、発売が期待されていたという。
同社従来モデルはコルゲートパネル(波板)のウィングルーフであったが、それをサンドイッチパネル化することにより、内法高(室内高)のアップと軽量化を図った。冷蔵車でありながら、帰り荷輸送時に汎用性の高いウィングルーフ車は輸送効率をさらに高める有効な車体であるとしている。
【商品特長】(同社発表による)
1.内法高のアップ
中型冷蔵ウィング車は車両の最大安定傾斜角度(転角)上、従来モデルでは内法高を上げられないことが課題であったが、ウィングルーフをサンドイッチパネル化することで、内法高を2,300mm前後(※)とトップクラスの高さを確保した。これにより生鮮野菜輸送などでさらに1段、パレットを多く積むことが可能になるなど、積載効率を高めた。
2.さらなる軽量化
主に生鮮野菜、水産物などを毎日運ぶ中型冷蔵ウィングルーフ車は積載効率、環境への配慮が求められ、車体の軽量化が課題となる。本モデルはウィングルーフのサンドイッチパネル化、床材の木材レス化、ドア材の芯材レス化などにより 同社従来モデル比、約250kg(※)軽量化した。
(※ シャシ、仕様との組み合わせにより前後する場合がある。)
3.床材、リヤドアを木材レス化
床材は従来の合板から同社オリジナルのアルミ形材フロア「イーフロアR」を採用。(+5℃仕様)リヤドアは従来、芯材に合板を使用していたのを、ノンフロンポリスチレンフォームのサンドイッチパネルに変更した。木材レス化によりボディを軽量化、経年劣化を抑え、木材資源の保護にも貢献するという。
4.スタイリッシュな外観
ウィングルーフにリベットカバーを採用し、ボディ外観をスタイリッシュにした。
5.気密性向上
リヤドアのガスケットを改良し、室内の気密性を向上した。
6.抗菌パネルを採用
内板に、積荷に安心の抗菌パネルを採用。
【発売日】
2010年7月12日(月)より
◆問い合わせ先◆
日本フルハーフ株式会社 営業推進部
TEL:03−3474−5641