2011年7月1日(金)
株式会社ブリヂストン(社長:荒川詔四)は、国内市販用トラック・バス用新品タイヤの出荷価格を値上げする。あわせて、同社グループ会社は、国内市販用トラック・バス用リトレッドタイヤに関しても、出荷価格を値上げする。
天然ゴム価格の歴史的高騰をはじめとした原材料価格の高値での推移を背景に、2010年12月にトラック・バス用タイヤの平均7%の値上げを発表、2011年3月より実施した。しかし、その後も天然ゴム価格は高騰を続けた上、現在も高止まりしており、同社の収益に大きな影響を与えているという。また、合成ゴム・カーボンブラックなど石油化学系原材料の価格も、依然として高値で推移。このような環境下で、特に天然ゴムを使用する割合が高いトラック・バス用タイヤについては、生産性の向上やコスト改善といった企業努力のみでは、これを吸収することは困難な状況であると判断し、本年2度目となる新品タイヤの出荷価格の値上げを決定したもの。
リトレッドタイヤについては、同じサイズの新品タイヤと比較して製造の際に新規に使用する原材料の量が大幅に少ないため、今回の値上げ率(平均)は小さく設定している。
1.対象商品 :国内市販用トラック・バス用タイヤ
2.値上げ時期 :2011年9月1日(木)(夏・冬タイヤとも)
3.値上げ率(平均):
トラック・バス用 新品タイヤ :10%
トラック・バス用 リトレッドタイヤ: 5%
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