三菱ふそう、小型トラック「新型キャンター4WD」を新発売
2011年7月1日(金)
新型キャンター4WD(撮影用特別仕様車)
〜BlueTecシステムを採用し、NOx,PMの大幅低減と低燃費を両立〜
三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下:MFTBC)は、小型トラック「新型キャンター」シリーズに、積雪地域や山間地域での走行に最適な4WD車を設定し、6月14日(火)より全国の三菱ふそう系販売会社及びMFTBC地域販売部門から発売した。
同車は、すでに発売している「新型キャンター」シリーズ同様に排出ガスと燃費性能に寄与する「BlueTecシステム」(再生制御式DPF+尿素SCR)と軽量、高効率、低燃費を特長とする排気量3リットルの「4P10」型ディーゼルエンジン、デュアルクラッチ式トランスミッション「DUONIC」(デュオニック)の新開発パワートレーン技術を採用することで、ポスト新長期排出ガス規制(平成22年規制)に適合しており、NOx、PMを規制値より30%低減するなどクリーンな排出ガスを実現した。
また、これらの新技術を搭載することによりクラストップの低燃費を実現し、MFTBC小型トラック4WD車としては初となる平成27年度重量車燃費基準を全車で達成したという。その結果、自動車重量税と自動車取得税が75%減税される「エコカー減税」の対象になる。
その他に2輪駆動/4輪駆動の切り替え操作が不要な全低床フルタイム4WDを標準キャブ全車に採用。ワイドキャブ全車では、積雪地走行に大きな駆動力を発揮する高床パートタイム4WDを採用した。