安全装置SPACEシステムを搭載するフック式ナックルクレ一ンを発売
2011年7月8日(金)
カーゴテック・ホールディングズ・ジャパン株式会社ヒアブ部門(神奈川県横浜市、代表鈴木利哉)は、トラック担架クレーン「ヒアブXS088 E-3 H?DUO(ハイデュオ)」「ヒアブXS099 E-3 H?DUO(ハイデュオ)」を7月4日(月)より、全国のローダークレーン販売会社ならびに特約店(37社)から発売する。
同社は、フィンランドに本社を置くカーゴテック社の日本法人で「ヒアブ」ブランドのナツクル式クレーンを輸入・販売している。
日木においては、1973 年に設立された(同社の前身である)ヒアブ株式会社が、40年間余り日本市場に紹介し、累計2万台以上の出荷実績がある。
※2011年3月18日ヒアブ株式会社は、カーゴテック・ホールディングズ・ジャパン株式会社に社名変更された。
このたび発売されるクレーンは、フック作業用ナツクル式クレーンで、"SPACE"(Speed Pay load Accessories Certificate Electronics) と呼ぶ、過負荷防止装置等の安全制御システムを、はじめて日木市場に導入・装備するもので、運搬業、スクラツプ業、レツカー業等幅広い用途でより安全に、高い作業能力性を提供できる仕様となっている。
[特徴]
・SPACEシステムは、事故を未然に防ぐための過負荷制御システム(OLP)や自動吊上げ能力制御機能(ADC)を装備。また、その制御機能で、1 クラス上の能力(吊り上げ能力110% SPACE 無に対し)を発揮する。
・ワイヤークレーンと異なり、ワンアクションで玉掛が可能。
・動力源となるエンジンの回転を上下させる必要のないプランジャーポンプ仕様のため、早朝の作業でもその騒音はわずか。
・ブームを上方へ高く直進させる必要のないヒアブナックルクレーンは、倉庫内や軒下での作業を可能とする。
・ラジオコントロールはピアノタッチレバーを採用。
[販売計画]
初年度2011年(7-12 月)30台