UDトラックス、大型トラック「クオン」をエンジン性能向上で燃費改善
2015年4月17日(金)
カーゴ/CD<クリックするとトラクター/GK(トレーラー連結)表示>
UDトラックスは2014年5月にリニューアルしたフラッグシップトラック大型「クオン」の燃費をさらに改善。平成27年度重量車燃費基準プラス5%達成車型の設定を拡大した。
2014年のトラクター4車型に加えて今回、エンジン特性の変更などによりカーゴ系、ダンプ、ローリーなど単車の計17車型で平成27年度重量車燃費基準105%を達成した。4月13日より発売を開始する。これにより平成27年度税制改正における自動車取得税、自動車重量税の特例措置(エコカー減税)を受け、新車購入時に自動車取得税が60%、自動車重量税が50%減税される。
2014年に発表した新生「クオン」では燃費・環境性能などGH11型エンジンの性能を最大限に引き出す12段電子制御式トランスミッション「ESCOT-?(エスコット-ファイブ)」を改善して実燃費を4%向上させた※。また、ソフトクルーズ・コントロールやアクセラレーション・リミッタを用いる「エコノミーE・Dモード」、下り坂など惰力走行時にエンジンブレーキを遮断する進化した「ESCOTロール」により、さらなる省燃費を実現した。
※試算方法:ある車型での社内走行試験結果
UDトラックスは、こうしたハード面での改善と、UDインフォメーションサービス(UDIS)を活用した省燃費運転支援などのソフト面により、燃費性能の向上を追求し、物流会社のトラック保有にかかる総費用(TCO:Total Cost of Ownership)の低減を支援している。今回の改善でTCOのさらなる低減に貢献する予定。