株式会社ナビタイムジャパン（代表取締役社長：大西啓介、本社：東京都港区）は5月28日（木）より、スマートフォンを活用した、法人向けの運行管理サービス『ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション』にて、巡回経路探索エンジンを強化し、訪問先の到着希望時間を中心とした配車計画が立てられる機能を追加した。

　同機能は、訪問先のうち1カ所以上※1の到着希望時間※2を指定すると、それに合わせてすべての訪問先に対しての、ルートや時間を最適化した配車計画を立てることができるもの。複数ある訪問先のうち、指定時間内に到着したい訪問先がいくつかあるときに便利に使うことができる。

※1 訪問先の到着希望時刻は最大100カ所まで指定することが可能。
※2 訪問先の到着希望時間は20分〜60分まで幅を持たせて指定することが可能。


　これにより、配車計画を立てる際に、知識・経験が求められる複雑な配車も、より簡単に、短時間で到着希望時間にマッチした配車計画を立てることができるようになるという。また、指定時間内に到着できることで、ドライバーの現場での待機時間などを減らし、労働コストの削減や配送取扱能力の向上にも貢献する。

　現在、物流業界では、配送センターなどの物流拠点において、荷降ろしや荷積みのために長時間の荷待ち時間が発生する、という問題を抱えている。これは主に、トラックの出入りのコントロールがうまくできていないことに起因しており、長時間の荷待ち時間は、近隣に渋滞を発生させるという問題にもつながっている。本機能は、このような問題を解決する一助となるとしている。

「ビジネスナビタイム 動態管理ソリューション」は、複数の車輌を保有する法人企業向けに、スマートフォンを活用した動態管理、及びカーナビゲーション機能を提供するクラウド型運行管理サービス。パソコンとスマートフォン端末があれば、複雑なシステムを導入することなく、すぐに利用を開始できるのが特長である。配車計画の作成、作業者の現在位置確認、作業ステータスの確認や登録、カーナビゲーション、メッセージの送受信などが行える。

詳細は、ナビタイム「ビジネスナビタイム　動態管理ソリューション」ページへ。