トヨタL&F、GENEOディーゼル小特車仕様にクリーンディーゼルエンジン搭載
2015年7月7日(火)
2.5t積ディーゼルエンジンフォークリフト「新型GENEO(小特車仕様)」
株式会社豊田自動織機(社長:大西 朗)・トヨタL&Fカンパニーは、1.5t〜8.0t積エンジンフォークリフト「新型GENEO(ジェネオ)」シリーズのディーゼル小特車(1.5t〜3.0t)に、最新のクリーンディーゼルエンジンを搭載し、7月2日より全国40社のトヨタL&F取扱店を通じて発売開始した。同製品の投入により、1.5t〜8.0t積ディーゼル車の全ラインアップが「国内特定特殊自動車排出ガス規制2014年基準」への適合を完了した。
同社は2014年7月、自社新開発のクリーンディーゼルエンジンを新型GENEOに搭載し、規制適合車として発売した。新型GENEOシリーズは、クリーンディーゼルエンジンに加え、ロードセンシング式パワーステアリング、高効率トルクコンバーターを組み合わせることにより、低燃費・低排出ガスを実現している。
今回、小特車仕様にも同エンジンを搭載しモデルチェンジを行うことで、ディーゼルエンジンフォークリフト市場の約9割を占める主力の1.5t〜8.0tクラスにおいて、2014年基準の排出ガス規制適合車をフルラインで取り揃え、多様なニーズに応えていく。
◆主な特長、機種
1.主な特長
1) 1.5t〜コンパクト3.5t積ディーゼル車(小特車仕様含む)には、新開発「トヨタ1ZSエンジン」を搭載。ロードセンシング式パワーステアリング、高効率トルクコンバーターを組み合わせることで燃費は従来車から最大25%低減。
2) 3.5t〜8.0t積ディーゼル車には、新開発「トヨタ1KDエンジン」を搭載。ロードセンシング式パワーステアリング、高効率トルクコンバーターを組み合わせることで燃費は従来車から最大30%低減。
3) DPFを用いることなく最新の国内特定特殊自動車排出ガス規制に適合。DPFレスにより、一定期間ごとのフィルター清掃や交換は不要。