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日野自動車、大型トラック「日野プロフィア」を改良して新発売

2019年4月2日(火)

日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下日野)は、大型トラック「日野プロフィア」を改良し、「サイトアラウンドモニター(右左折時警報システム)」や「可変配光型LEDヘッドランプ」の全車標準装備をはじめ、安全装備を大幅に拡充して4月1日に発売した。
 日野はこれまで、大型トラックにおいて被害が大きくなりやすい高速道路走行時の安全対策から装備を拡充してきた。このたびさらなる安全性を追求し、一般道における出会い頭や巻き込み事故等の対策として、「サイトアラウンドモニター」を新たに搭載した。車両左右前端に設置したセンサーが接近する車両や歩行者を検知し、警告音でドライバーに注意喚起する。
 また、国内大型トラック初となる「可変配光型LEDヘッドランプ」の全車標準装備や、「オートヘッドランプ」の標準化によって夜間の安全運転をサポートする。
 さらに「ドライバーモニター?」は、従来から検知していたわき見、瞼の開閉状態に加えて、ドライバーの運転姿勢崩れも認識し、前方不注意を検知すると警報で知らせる。モニターカメラの性能向上に加え、カメラ取付位置を変更することで、サングラスやマスク着用時でも検知する能力が向上した。
 また、ハンズフリー機能付Bluetooth®搭載オーディオを標準装備し、ステアリングを握ったまま操作できる等、快適性も向上している。
 今回発売する「日野プロフィア」は、PCS※1、VSC※2、車線逸脱警報を標準装備しており、一部車型がASV減税の対象※3。また、J-OBD?※4に対応したモデル。


■東京地区希望小売価格(代表車型)
日野プロフィア2RG-FW1AXHG
フルキャブ/リヤエアサス/株式会社トランテックス製ウイングバン完成車/可変配光型LEDヘッドランプ装備/トランスミッションリターダー標準装備
エンジン:A09C<AT-X>279kW(380PS)
トランスミッション:Pro Shift12
車両総重量:25トン
価格:22,442,000円(税抜き)


日野プロフィア2KG-FR1EWHG
フルキャブ/リヤエアサス/キャブ付シャシ
エンジン:E13C<ET-XIV>302kW(410PS)
トランスミッション:7MT
車両総重量:25トン
価格:17,626,000円(税抜き)


※1 「PCS」(プリクラッシュセーフティシステム)はトヨタ自動車株式会社の登録商標。
※2 「VSC」(Vehicle Stability Control、車両安定制御装置)はトヨタ自動車株式会社の登録商標。
※3 先進安全自動車(ASV)技術を備えるトラック・バスについて自動車取得税、自動車重量税を軽減する特例措置。
※4 「J-OBD?」(Japan On-board diagnosis?)。2019年9月1日より適用となる車載式故障診断装置搭載の義務化に対応。