日野とMOBILOTS、予防整備トライアル開始へ
2020年10月20日(火)
日野自動車株式会社(本社:東京都日野市、社長:下義生、以下 日野)とグループ会社のMOBILOTS株式会社(本社:東京都新宿区、社長:木内宏成、以下 MOBILOTS)は、コネクティッド技術を活用した予防整備を通じて、ユーザー車両の稼働最大化に貢献するための「ICT予防整備モニタリングサービス」のトライアルを、2020年10月から順次開始する。
「ICT予防整備モニタリングサービス」とは、日野が全国販売会社と進めているコネクティッド技術を活用した予防整備提案に、MOBILOTSが提供するメンテナンスサービスを組み合わせたもの。車両から収集した各種データを基に将来の車両不調に繋がる予兆をモニタリングし、不調が発生する前に予防整備を実施する。ユーザー車両の予期せぬ稼働停止に繋がる突発的な不調を低減することで稼働時間の最大化に貢献する。
今後、各種評価・検証を行いながら、正式サービスとして展開を目指す。
<新サービスにより期待されるユーザーメリット>
・突発不調リスク低減・トータル整備時間短縮(車両のアップタイム向上・ダウンタイム削減)
・毎月定額のメンテナンス料で、日野のコネクティッド技術を活用した予防整備が可能
・車両に関する各種追加コストの低減(臨時整備費用等)
日野は、ユーザーごとに「最高にカスタマイズされたトータルサポート」の実現に向け、2017年以降に発売した日野プロフィア・日野レンジャー・日野セレガ、2019年以降に発売した日野デュトロ※に、通信端末を搭載。取得した車両情報を活用し、ユーザー向けICTサービス「HINO CONNECT」をはじめ、各種サービスの展開を進めている。
MOBILOTSは、2019年10月1日より営業開始、トラック・バス等の商用車の使用ユーザーへ、車両導入時のファイナンスメニュー(リース・割賦)および、車両管理や車両整備を含むメンテナンスサービスを提供している。